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【労政】

タイトル 若者が働く場所を作って
ご意見・ご提案内容  合併して4年目となりますが少しも良くなったとは思いません。もっと若者の働く場所等を作って下さい。もっと若者の事も考えてほしい。
回答  ご意見いただきました若者の雇用対策につきましては、「働く場」を増やすべく、企業誘致に取り組んではおりますが、都市部からの遠距離に加え、交通の便が悪いなどの問題により、思うように誘致できないのが現状です。
 そうした状況の中ですが、平成18年度には、企業立地促進や若者雇用を進めるための制度をスタートさせました。
 これは、企業が進出したり設備を増設し、合わせて新規雇用を行う場合に固定資産税相当額の奨励金や雇用奨励金の交付を行うというものです。また、若者雇用を行った場合に奨励金を交付するという制度も設けています。
 これらの制度により、町内企業の新工場が開設されるなど、十分ではありませんが、新たな「働く場」が作られてきております。
 また、企業の経営の安定のために、従来から設けている運転資金のための融資制度に加え、借入金にかかる利子補給制度もスタートさせました。
 こうした制度は間接的ではありますが、若者の「働く場」を増やす一つの取り組みとして行っています。【平成21年1月20日】
   
タイトル 産業の活性化について
ご意見・ご提案内容  もっと産業にも目を向けてほしいと思っています。産業の活性化は雇用の創出にもつながるのではないかと、私は考えます。若者の雇用の面では、地元に帰ってきたくても仕事がなければ帰ってこれませんよね?これでは高齢化は進むばかりです。もちろんやれることには限界はあるでしょうが、香美町はまだまだこれからだと思います。精一杯町をよくしようと考えるのが地方自治体ではないでしょうか。考えているつもりでも、町民にはまったく伝わっていません。「がんばっています」だけでは伝わる事はないと思います。相談箱も形だけになってしまっては意味がありません。
回答  香美町では産業の活性化にあたって、山のまちと海のまちがそれぞれの資源や特色を生かし、観光振興を中心に他の産業との連携を図り、相乗効果が高まる取組みを推進しています。具体的な施策としまして、海側の観光振興として今夏に完成する「しおかぜ香苑」の活用を進めるとともに、香住海岸の魅力を一層発信していきます。山側の観光振興は、「山を活かした四季型観光」を推進してまいります。
 また、ブランド力の高い松葉ガニや但馬牛、水産加工品をはじめとする豊富な特産品や観光振興に一層活かしていくとともに、各産業間連携を一層強化してまいります。
 雇用拡大についてのご意見についてですが、企業誘致を雇用の拡大及び産業の振興を図る有効な施策として、平成18年に若者の雇用の場づくりと産業振興のめざし、町内において工場の新設・増設をしようとする企業を支援するため「企業立地促進条例」と「若者雇用促進奨励金交付要綱」をつくりました。いくつかの企業がこの条例と要綱により奨励金等の交付を受けています。また、現在整備中の北近畿豊岡自動車道、鳥取豊岡宮津自動車道が開通後は但馬地域を中心とした日本海沿岸地域の交流軸となることを活かし、より一層企業誘致施策を進めてまいります。
 また、若者のUターン、若者定住施策といたしまして、「香美町若者定住促進奨励金交付要綱」を制定し、香美町に転入及び町内転居する若者に対し、定住を促進し活力に満ちた地域づくりを行うとともに、若者が町制振興の担い手として寄与することを目的とし、奨励金を交付しています。さらに本年度から町内の企業振興のため、商工会と協力して様々な取り組みを行います。町内の企業を理解し将来就職先として検討していただくことを目指し、町内中学生の企業訪問や高校生のインターンシップの機会の提供、あるいは企業者が中・高校に出向いての企業講話の実施を検討しています。一つは、町内企業者の研修の場を設け、企業活動がより活発になるように努めていきたいと考えています。【平成20年5月28日】
   
タイトル お年よりのために仕事を
ご意見・ご提案内容 お年よりのために、仕事をもっと増やしてあげて下さい。
回答  香美町の65歳以上の高齢者人口は、平成20年3月31日現在で、6,745人であります。こうした高齢者の就業状況を平成17年の国勢調査で見ると、約2,200人の方は農業や漁業などに従事していますが、多数の高齢者は就業していない状況になっています。
 こうした多数の高齢者の生きがいづくりとして、町では、前期高齢者(65歳〜74歳)の方に、(1)いきいきふれあいサロン等の「講師やリーダー」、(2)ふるさと教育の先生役となる「ふるさとものしり博士」や「ふるさと語り部教養講座の講師」、(3)観光ボランティアとして余部鉄橋などの町内の観光名勝地の「観光ガイド」、(4)小学生などの登下校時の犯罪を防ぐための「子ども見守り隊」などに携わっていいただく取り組みを行っています。
 また、就労支援として、前期高齢者の方がこれまで培った経験と技能を生かした就労を行うシルバー人材センターへの会員登録の促進と業務範囲の拡大を行っています。現在では、約230人の高齢者の方がシルバー人材センターへ会員登録をしており、就労に対する収入を得ています。
 町では、高齢者の方に、ふるさと教育や子どもの見守り活動などに活動していただいてきましたが、平成20年度から新たに取り組む「香美町いきいきまちづくり運動」に積極的に登録していただくよう働きかけを行っていきます。
 この運動は、行政主体のまちづくりから住民参加と協働によるまちづくりを一層推進していくため、福祉分野のみならずまちづくり全般にわたって高齢者をはじめとした多くの町民の皆さんにボランティアとして参加していただき、まちづくりを進めていくものであります。
 高齢者の方が、この運動に積極的に参加していただくことにより、地域への社会貢献活動を通じた高齢者の生きがいづくりにつながるものと考えています。【平成20年4月16日】