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【上下水道】

タイトル 下水道の普及について
ご意見・ご提案内容  現在の下水道の普及率は香住区で50%の世帯しか接続していないが、なにか斡旋はしているのか?
 普及率が上がれば、豊岡市などのように安くならないのか?かなり、高額だがその中身は?
 また、町職員については、率先して下水道の接続をしているのか?噂では、してない町職員世帯が多いと聞いているが、率先してすべきではないのか?
回答  香住区の下水道接続率は、本年6月時点で約58%まで伸びてきました。接続促進のための対策としては、金融機関から借入れをされて接続する場合には、その利子補給をしていますし、70歳以上の独居世帯の基本料金を減額する施策により、一定の接続効果がありました。
 町では、さらなる普及率向上のため、平成16年度から戸別訪問に力を入れてきました。これまで年2回程度の訪問回数を平成21年度から4回に倍増させるとともに、担当課だけでやっていた訪問活動を昨年からは役場全体で取り組んでいます。今後もより一層、訪問活動を強化していきたいと考えています。

 次に普及率が上がれば、豊岡市などと比較して、高額な料金が安くならないかというご質問です。昨年10月に料金改定を実施しましたが、その際に今後10年間の下水道会計の経営状況を検討した結果、香住区にあっては、80%以上の普及率を達成した場合でも、改定前の料金を継続すると、約2億2千万円程度の赤字となることから、今後10年間に2回程度の料金改定(引上げ)が必要であると試算しました。したがって、現時点では、普及率が上がっても、料金の引き下げは考えておりませんので、ご理解ください。
 豊岡市との違いにつきましては、整備に要した費用の人口1人当たりの単価に大きな差があると考えられます。
 一点目は、旧香住町は旧豊岡市と比較して、人口密度が低いため、整備にかかる一人当たりの工事費がかなり高くなっています。
 二点目は、整備時期の違いにより、整備経費に差が生じています。昭和40年代から整備がスタートした豊岡市と平成7年度頃からスタートした旧香住町とでは、整備経費そのものに大きな差が生じました。その結果、料金及び加入分担金に差が生じています。

 次に、役場職員の下水道接続につきましては、当初から積極的に接続するよう要請するとともに、未接続者には接続時期を提出させるなどして、接続促進を進めてきました。
 その結果、香住区職員169世帯に対して、150世帯、約9割の接続を完了しました。最近において排水管などの整備が完了した地区にいる職員や、自宅の改修にあわせて下水道接続を予定している職員もいますので、ここ2〜3年のうちに残り19世帯も接続する予定です。
 このように、職員の接続も進んでいますのでご理解いただきますようお願いいたします。【平成21年7月28日】
   
タイトル 下水道について
ご意見・ご提案内容  いまだに下水道を接続していない家庭は上水道基本料金をもっと高くして下さい。不公平ですよ
回答  下水道の未接続者に対しまして、上水道基本料金を高くするとのご指摘ですが、下水道とは直接関係のない上水道の基本料金を下水道未接続であることを理由に、引上げることは負担の原則に反するためできることではありません。
 一方、下水道接続を促進する観点から、未接続者に対しまして、下水道の基本料金のご負担をしていただけないか検討しましたが、下水道を使用していない住民から基本料金を徴収することは困難であるとの結論に達しました。
 以上のことから、未接続者に何らかの負担を求めることはできませんのでご理解をお願いします。
 現在、町では下水道の早期接続に向けて、職員による訪問活動を、昨年に引き続きこの6月から7月にかけて実施しております。環境の浄化と下水道事業経営の健全化を図るため、全力をあげて努力してまいりますので、ご理解をお願いします。【平成21年7月9日】
   
タイトル 下水道接続について
ご意見・ご提案内容 早く100%接続するようして下さい。
そのための施策をどのようにされていますか。
未接続宅を訪問して説得して下さい。
法的には接続しなくてよいことも知っています。町県民税と同等のような条例を作成して下さい。
回答  ご指摘の下水道接続に関する不公平という問題は全国的にも同様な状況にあり、各市町村とも、その解消に向け苦慮しているところでもあります。
 ご存知の通リ、下水道法では利用可能な状態になりましたら、速やかに(遅くとも3年以内には)接続いただくことになっています。
 下水道法48条に罰則規定はございますが、資金の調達が困難などの理由がある場合には適用できません。その結果、罰則規定の適用は難しいと思います。
 又、本町では、施設の維持管理費のご負担(基本料金程度)を未接続家庭にもしてもらえないか検討しましたが、下水道法でできないとされていることから、この制度の導入もできませんでした。
 こうした状況の中で、接続しやすい環境づくりのために、金融機関から借り入れされて接続される場合の利子補給制度の充実や、独居世帯の基本料金の減額制度を導入させていただいており、これで一定の接続促進へとつながりました。
 さらに、本町では、これまでから、工事開始時、使用開始説明会など、色々な機会をとらえまして早期接続をしていただくようお願いをするとともに、定期的に職員によります家庭訪問活動を実施しております。本年度はその回数をこれまでの年2回から4回へ増加させ、多くの方の接続が進むよう努力する所存です。
 ただ、これまでの家庭訪問の中で、接続できない事情としまして、リストラや解雇などによる大幅な収入減、年金だけで生活されておられる高齢者世帯など、その日の生活がやっとの方々も多くおられる現実もございます。
 しかしながら、下水道接続における不公平感をなるべく早く、払拭させるためにも、あらゆる対策を講じながら、努力してまいりますので、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。【平成21年5月29日】
   
タイトル 水道・下水道料金変更について
ご意見・ご提案内容  区長文書で配布された料金変更のチラシ冒頭に、村岡区の皆様向けとありますが、小代区、香住区については改正理由が異なっているのでしょうか?非常に気になりますので見たいです。また、香住区の水道設備の改修がなされるように聞いておりますが、このたびの料金変更に、どのように反映されているのでしょうか?
回答 今回の上下水道料金改定につきましては、既に8月の終わりにチラシでお知らせいたしましたが、今後、上下水道会計は、現行料金で推移した場合、これまでの事業の借入金の返済額が、平成23年度以降ピークとなり、多額の赤字が見込まれます。その結果、旧3町料金の統一化を図るだけでは必要経費に対応できず、平成28年度末(概ね10年後)では多額の累積赤字が想定されます。
 そのため、平成28年度末で累積赤字を解消するため、料金改正を1次改正(平成20年10月)、2次改正(平成23年7月)、3次改正(平成26年7月)の3段階とし、また、3区ごとの負担金や赤字額の違いから1次、2次改正までは3区別料金とし、3次改正時に統一料金といたします。
 料金改正の理由について、3区別に料金改正の理由を記載しましたのは、各区ごとに経過が異なる中で、それを踏まえた取扱いをより具体的にご理解いただきたいとの考えによるものです。
 次に香住区の浄水場建設を料金改正にどのように反映しているかですが、浄水場建設については、平成21年度から平成24年度に予定をしています。事業費は12億7千万円で、国の補助金や起債(借金)などを財源といたします。起債償還(借金返済)は最初の5年間は利子だけを支払いして、残りの25年間で元金と利子を併せて支払いをいたします。利子の支払いは平成23年度から、元金の支払いは平成28年度から開始いたします。
 今回の料金改正は、これらの建設費や償還額(借金返済額)を含めた会計収支を見込んで決定いたしました。
 さらに、水道会計の起債償還額(借金返済額)は、いままでに借入していました事業の起債(借金)が順次終了することにより、香住区の浄水場建設に係る借金返済を含めても、平成24年度をピークにして年々減少することを見込んでいます。
 今後も、事務事業の見直しを行い、経費の節減を図るとともに安心、安全な水を安定的に供給できますよう努めてまいります。【平成20年9月16日】
   
タイトル 下水道料金値上げについて
ご意見・ご提案内容  下水道料金値上げの件ですが、私どもの地区では去年春に下水道が使用できるようになり、すぐに接続させていただきました。が1年もたたずに料金値上げですか。
 町の財政を考えて早急に接続したのに・・・
 他の地区では3年たってもまだ接続されていない方がおられるのに、また、役場の職員でもまだの方がおられるのに。料金検討委員会では、このことは話し合われなかったのですか。せめて接続率90%以上になってから値上げを考えられてはどうですか。正直者は損をする町政はやめて下さい。
回答  下水道への早期接続をいただき誠に有難うございました。
 さて、ご質問の件でございますが、今回の上下水道料金改定につきましては、合併協議の中で合併3年後に統一化を図ることとされ3区の料金設定の考え方や料金格差が大きいことから平成26年度での統一料金化に向け平成20年度、平成23年度の3回に分けて改定する方向で料金改定委員会の提言がなされたところです。香住区での平均改定率は20年度1.8%、平成23年度0%が提言されています。
 参考で、ご使用される200立方メートル程度では現行41,370円が41,391円となり21円の引上げ幅となる見込でございます。なお、水道料金につきましては、20年度平均7.5%、23年度平均7.7%の改定が提言されております。
 ご指摘のように香美町の下水道会計は非常に厳しい状況にあります。
 毎年発生します赤字につきましては現在、基金(下水道貯金)より補填しておりますが平成21年には底をつきその後は一般会計より赤字を補填していくことになります。そのため今後10年程度をかけて下水道会計も健全化することが求められており、人件費を含む経費の削減と料金改定は避けることのできない問題としてご理解いただきたく存じます。
 現在、香住区全体の接続率は約50%、整備が最近終了しました香住処理区では約28%、香住処理区以外では約76%という状況で、接続率向上のため町民に理解いただくよう精一杯努力を続けていく所存です。

 次に役場職員の接続につきましては、当初から積極的に接続するよう依頼するとともに、接続時期を提出させ接続促進を進めてきました。その結果、香住区全体では179世帯に対して139世帯が接続を完了(接続率78%)し残り40世帯となっています。香住処理区以外は86世帯の内83世帯が完了しております。香住処理区では、93世帯の内56世帯が完了し残り37世帯がとなっておりますが、つい最近整備が終了しました下浜、若松、一日市、境の職員が中心となっております。
 今後は、早急に接続するよう強く指導するとともに、接続計画を再提出させ早期に接続が完了するよう一層の努力をしてまいります。

 ご指摘のありました正直者が損をする町政となららないよう、全職員あげて下水道の接続促進を前進させることをお約束しご回答とさせていただきます。【平成20年4月21日】