鉄道利用促進助成金~公共交通を乗って守ろう!!~
問い合わせ番号:16291-6832-8742
更新日:
助成を使って鉄道に乗ろう!!
家族やグループで出かける時や出張には鉄道を利用しましょう!!
町内には、列車や町民バス、路線バス、タクシーなどの公共交通機関が運行しています。
通勤や通学、買い物などで利用する人にとって、日常生活に欠かせない交通手段ですが、これらの公共交通が「運行しているのは当たり前」という状況ではなくなってきています。
特に鉄道(JR)に関しては、鉄道から自家用車への利用転換や高校生以下の若年人口の減少、地域高規格道路の延伸、運転免許を保有する高齢者の増加等に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者数が減少しており、令和4年2月に行われたJR西日本の社長会見では、輸送密度(1キロあたりの1日平均乗客数)が2,000人以下の路線では、バスへの転換や上下分離方式(設備を自治体が保有しJRが運行する方式)なども視野に入れ、最適な運行方法等を検討する方針が示されました。
輸送密度が2,000人以下の路線に該当する区間が兵庫県内には6区間あり、うち香美町が関連する区間は「山陰本線 城崎温泉-浜坂」「山陰本線 浜坂-鳥取間」「播但線 和田山-寺前」となっています。
令和4年4月に行われたJR西日本の記者会見では、「山陰本線 城崎温泉-浜坂」の平成29年度~令和元年度までの3ヵ年平均の経常収支が「▲11.8億円」であることが公表されました。
このままJRの利用低迷が続くと、鉄道の廃止やバスなどによる代替え輸送手段の導入を本格的に検討せざるを得ない状況となってしまいます。
鉄道の廃止やバスなどによる代替え輸送手段の導入を防ぐためには、鉄道を積極的に利用し、地域の公共交通機関は自分たちの手で守る意識を持つことが大切です。
そのため香美町では、町民の鉄道利用機会の増加と鉄道路線維持に対する意識向上を図るため、鉄道を利用した方に対し助成金を交付する助成制度を運用しています。
この機会に積極的に鉄道を利用し、大切な移動手段である鉄道を守りましょう!
対象となる人
1 香美町に住所を有する方
2 香住高校、村岡高校、出石特別支援学校みかた校に通学する町外に住所を有する方
※ただし、
(1)公務員の方が公務出張で利用する場合
(2)国や他の市町等から鉄道利用に関する助成を受ける場合(Go toキャンペーンの利用など)
は対象外となります。
対象となる経費
JR山陰本線佐津駅、柴山駅、香住駅、鎧駅、餘部駅を出発地・到着地として、2人以上で鉄道を往復利用する場合の利用料金(運賃及び特急料金など)の半額を助成します。
ただし、JR営業キロ(※)に応じて助成上限額があります。
※JRが運賃を計算する際に使用する距離の単位で、JRおでかけネットで運賃を検索すると所要時間や運賃と合わせ表示されます。
助成上限額
JR営業キロ(片道) | 助成上限額 |
200キロメートル以下 | 3,000円/人 |
201キロメートル以上300キロメートル以下 |
4,000円/人 |
301キロメートル以上 | 5,000円/人 |
香住駅を出発地・到着地とした場合のJR主要駅の往復料金及び助成後料金はコチラ ⇒ 主要駅往復料金等一覧(PDF/83KB)
助成金申請の流れ
1 列車を使って出かけましょう!
旅行や出張の行程確認と目的地の情報収集を行い、鉄道を利用して出かけましょう。
2 助成金の請求
楽しく鉄道を利用してから30日以内に鉄道利用促進助成金交付申請書兼請求書(PDF/70KB)に必要事項を記入し、次に掲げる鉄道を利用したこと及び助成対象経費が確認できる資料を添えて提出してください。
■降車駅に有人の改札がある場合
降車した駅の改札で「乗車記念印」の押印を受けた乗車券及び特急券
(「乗車記念印」は乗車記念で乗車券などを持ち帰りたい場合などに改札で申し出ると押印してもらうことができます。)
■降車駅に有人の改札がない場合
実際に使用した乗車券及び特急券
(降車時にワンマン列車を利用した場合は、降車駅で運転手に乗車記念としての持ち帰りを申し出てください。)
(降車時に特急列車(はまかぜ)を利用した場合は、車掌に乗車記念としての持ち帰りを申し出てください。)
乗車券及び特急券の画像データ
(列車内で撮影したことが確認できるものに限ります。)
■ワンマン列車のみを利用した場合
整理券又は整理券の画像データ
(降車駅で運転手に乗車記念としての持ち帰りを申し出てください。)
■その他
乗車券及び特急券の画像データ
(列車内で撮影したことが確認できるものに限ります。)
交付申請書等の提出先
香美町役場企画課
関連リンク
このページに関するお問い合わせ先
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FAX番号:0796-36-3809