水銀を含む廃棄物の適正な処理
問い合わせ番号:14864-4041-5932
更新日:
「水銀に関する水俣条約」が平成29年8月16日に発効しました。この条約は、世界の国々が協力して、水銀の供給、使用、排出、廃棄等の各段階で総合的に取り組むことにより、水銀の人為的な排出を削減し、地球規模の環境汚染と健康被害の防止を目指すものです。
香美町におきましても、水銀を含む廃棄物は他のごみと分別して回収しているところですが、町民の皆さまには引き続き、適正な分別にご協力をお願いします。
水銀が使用されている主な製品
(1)水銀体温計、水銀温度計、水銀血圧計、乾電池類
(2)蛍光管
水銀を含む廃棄物の分け方・出し方
(1)水銀体温計、水銀温度計、水銀血圧計、乾電池類
水銀体温計 | 水銀温度計 | 水銀血圧計 | 乾電池類 |
収集日
毎月1回『乾電池類』の収集日 ※ごみカレンダーでご確認ください。
出し方
中身の見える(透明または半透明)の任意の袋に入れて、氏名を書いて出す。
※体温計などは割れないように保管ケース等に入れて出してください。
※電池を使用しているおもちゃや電化製品を廃棄するときは、必ず電池を抜き取り、はずした電池を「乾電池類」で出してください。
※乾電池と体温計等は一緒の袋に入れて出すことができます。
◎水銀体温計、水銀温度計、水銀血圧計については、役場町民課及び各地域局健康福祉係でも無料回収していますので、ケースなどに入れた状態で直接ご持参ください。→水銀式の体温計・温度計・血圧計の拠点回収
注意点
乾電池類の全てに水銀が使用されている訳ではありませんが、他のごみとしっかり分別できるよう、香美町では「乾電池類」としてまとめて分別しています。その中で、小型充電式電池やボタン電池も乾電池類で収集していますが、業界団体の店頭回収も積極的にご利用ください。
電池の種類 | 備考 | 廃棄方法 |
小型充電式電池 |
リチウムイオン電池など、充電して繰り返し使用できる電池
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乾電池類で出せますが、可能な限り販売店等の回収ボックスを利用してください。 〔回収ボックス〕
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ボタン電池 |
腕時計、ゲーム機などに使用されているボタン型の電池
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乾電池類で出せますが、可能な限り回収協力店の回収缶を利用してください(回収対象:品番の頭のアルファベットがPR、SR、LR、NR、MR。左の画像参照)。 〔回収缶〕
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(参考)
使用済み小型充電式電池の店頭回収「リサイクル協力店検索」 一般財団法人JBRC
ボタン電池店頭回収「回収協力店検索」 一般社団法人電池工業会 ボタン電池回収推進センター
(2)蛍光管
収集日
毎月1回『蛍光管』の収集日 ※ごみカレンダーでご確認ください。
出し方
割れないように購入時の筒や新聞紙などに包んで、「燃やさないごみ用指定袋」に入れて、氏名を書いて出す。
※直管蛍光灯は、袋から一部はみ出しても構いませんが、袋の口は結んでください。
注意点
白熱電球やLED電球は、蛍光管とは区別して「燃やさないごみ」で出してください。
(見分け方)
品番の頭のアルファベットで判別が可能です。
電球の種類 | 品番の頭のアルファベット |
白熱電球 | L、LW、G、NL、R、KRなど |
LED | LD |
ハロゲンランプ | J |
水銀使用製品が破損した場合の対処法
水銀体温計や蛍光管などはガラス製品のため、破損しないよう十分注意が必要ですが、破損した場合、自身の安全や水銀の飛散防止などのため適切な対処が必要です。環境省の「家庭から排出される水銀使用廃製品の分別回収ガイドライン」の中で、対策の具体例が示されています。以下のリンクにまとめていますので参考にしてください。
(参考)
「家庭から排出される水銀使用廃製品の分別回収ガイドライン」平成27年12月1日環境省廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
☆事業活動に伴って発生した水銀を含む廃棄物を出す場合や、医療機関等から水銀を含む廃棄物を出す場合は、水銀を回収可能な処理業者へ委託して出してください。
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0796-36-1110
FAX番号:0796-36-3809