香美町
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「伝統的酒造り」が世界無形文化遺産に登録されました 問い合わせ番号:17345-8455-7849
登録日:

日本時間の令和6年12月5日朝、「伝統的酒造り」が「和食」や「能」などとならび、ユネスコの「世界無形文化遺産」に登録されました。

香美町は、越後や南部、丹波と並ぶ日本4大杜氏の「但馬杜氏」の郷であり、これまで多くの杜氏を輩出し、近畿一円、中国四国地方の酒蔵でその技術を伝承してきました。

また、香美町は平成26年1月に「香美町今日の良き日、日本酒で乾杯」条例を制定した全国でも数少ないまちです。

日本のお酒は、お祭りの神事や祝い事などわたしたちの生活、文化に広く根付き、人と人とのつながり、地域のつながりを支えてきました。

これを機会に、もう一度伝統的な日本のお酒を見直し、魅力を再発見しませんか。

但馬地方と酒造り

お酒の醸造工程を行う職人集団の最高責任者のことを杜氏(とうじ)といいます。酒造りは杜氏・蔵人(くらびと)が集団で、新米の刈り入れの終わる10月頃から翌年の春まで家族と離れ、酒造会社の蔵元で寝食を共にし、杜氏の指導のもと酒造りに従事します。「一蔵一杜氏」と言われるように、杜氏の数だけ酒の種類があると言われています。
但馬では、雪深い地域の方々を中心に、農閑期の冬場の副収入を得ることを目的に地域の若者や仲間を率いて、各地に酒造りに出かけたのが始まりとされています。また、但馬人は昔から、慎重で誠実、質素にも耐えて思いやりがあり、粘り強い精神力を持っていると言われ、その気質は厳しい酒造りの世界で重宝され、伏見や灘などの近畿一円、中国、四国、東海地方の酒蔵で伝統的な酒造りを伝承してきました。そして、南部(岩手)、越後(新潟)、丹波(兵庫)と並び「但馬杜氏」は日本四大杜氏と言われるまでになりました。

日本の伝統的酒造り

日本の伝統的な酒造りの解説動画が紹介されていますのでご覧ください。(外部サイト)

1 文化庁 登録無形文化財「伝統的酒造り」について

2 国税庁など 「日本の伝統的な酒造り」

3 文化庁など 「シン日本酒噺2024 「伝統的酒造り」を落語で紹介」

ユネスコ無形文化遺産

無形文化遺産(文化庁ホームページ)(外部サイト)

ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」について(国税庁ホームページ)(外部サイト)

お祝いの懸垂幕を掲出しています

世界無形文化遺産の登録を祝し、本庁舎及び各地域局に懸垂幕を掲示しておりますのでお越しの際には是非ご覧ください。

kensuimaku

 

このページに関するお問い合わせ先

観光商工課
電話番号:0796-36-3355
FAX番号:0796-36-3809

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