香美町
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第2次香美町総合計画後期基本計画を策定しました 問い合わせ番号:16132-6677-0500
更新日:

 本町では、2016(平成28)年度から2025(令和7)年度の10年間のまちづくりの計画として、「第2次香美町総合計画」を策定し、豊かな山・川・海に代表される自然、恵まれた地域資源、誇るべき伝統や文化などの地域資源を活用した、誰もが「住み続けたいまち」「住んでみたいまち」と思えるまちづくりを進めてきました。
 その結果、まちに愛着を感じている住民や移住者の増加、町の知名度や魅力の向上など、一定の成果をおさめつつありますが、若い世代の転出等による人口減少と少子高齢化の急激な進展、それらが地域社会や地域経済に及ぼす影響により、地域活力の減退といった課題に直面しています。

 また、地球規模の気候変動や経済のグローバル化、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う急速なIT化の進行や技術革新の進展など、様々な課題に対する自治体としての対応力が問われています。

 こうした状況を踏まえ、前期5年間における取組成果と課題、新たなまちづくりに向けた住民ニーズなどを把握・分析するとともに、香美町の恵まれた特性を活かし、香美町の魅力を最大限発揮し、誰もが「住み続けたいまち」「住んでみたいまち」でありつづけるために、今後5年間に取り組むべき施策を掲げた「第2期総合計画後期基本計画」を策定しました。

第2次香美町総合計画後期基本計画の策定にあたって

 第2次香美町総合計画後期基本計画では、まちの将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現に向け、住民の皆さまの視点に立ち、「未来の子どもたち」にどのようにして香美町を残し、引き継いでいくのかを理念とし、将来を担う子どもたちが「このまちに生まれてよかった」「このまちに住み続けたい」と思えるよう、重点的・優先的に推進すべき施策の方向を定めています。

 「このまちが好きだ」「このまちをより良くしたい」という人たちが集まり協力すれば、香美町の魅力が高まり、香美町とつながる全ての人にとって「幸せを感じ、住み続けたいまち」でありつづけることができます。

 次世代に責任と自信をもってこのまちを引き継いでいくために、共に香美町の未来をつくりましょう。

香美町長 浜上 勇人

第2次香美町総合計画後期基本計画の概要

計画の構成と期間

 総合計画は「まちづくりの基本的な指針」として、基本理念やまちの将来像等を示す「基本構想」とまちの将来像の実現に向けて基本的な諸施策を体系別に示す「基本計画」で構成しています。

  内容 期間
基本構想 まちづくりの基本的方向性 2016(平成28)年度~2025(令和7)年度
基本計画 基本的な諸施策を体系別に示した計画

前期:2016(平成28)年度~2020(令和2)年度

後期:2021(令和3)年度~2025(令和7)年度

まちの将来像とまちづくりの方向性

 現在、人口減少、少子高齢化の進行をはじめ、ライフスタイルや価値観の多様化等、かつて経験したことがない時代を迎え、大きな転換期におかれています。

 このような状況において、将来を担う子どもたちが「このまちに生まれてよかった」「このまちに住み続けたい」等と感じるような、まちへの愛着を醸成するためには、まちの将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現をめざし、将来にわたりまちを持続的に発展させていくことが重要になります。そのため、住民一人ひとりに加え、まちづくりに関わる多様な主体と行政がその実現に向け、「未来の子どもたち」に小さくても輝くまちをどのようにして残し、引き継いでいくのかを共有し、人と人とのつながりを大切にしながら、ともに協力し、まちづくりを進めていくことが必要となります。

 そこで、まちの現状を踏まえ、5つの「まちづくりの方向性(分野別基本方針)」とこれらを支える2つの「まちづくりの基盤(まちの経営方針)」を設定し、各分野別の関連施策の連携を図りながらまちづくりを進めることとしています。

第2次香美町総合計画(後期基本計画)におけるまちづくりのイメージ図

分野別基本方針

 まちの将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現をめざして、まちづくりにおける5つの分野別基本方針を次のとおり掲げ、具体的な施策の展開を図ります。

基本方針1 ふるさとを担う子どもを育むまち(PDF/1241KB)

 少子化が進行するなか、若年層の減少が危惧されることから、子育て環境を整え、ふるさと教育を進め、他に誇ることができる独自の教育と文化の香るまちをつくります。

基本方針2 若者がいきいきと働くまち(PDF/925KB)

 若者の町外への流出が続くなか、観光振興を起点とした農林水産業や観光商工業との連携強化により、若者が定住できるまちをつくります。

基本方針3 みんなが安心して暮らせる健康長寿のまち(PDF/604KB)

 高齢化が進行するなか、互いを敬う気持ちを大切にし、互いに支えあうことで、誰もがいきいきと安心して暮らすことができるまちをつくります。

基本方針4 みんなで創る魅力あるまち(PDF/604KB)

 防災、防犯、治安維持等、自治レベルでの対応が重みを増すなか、誰もがいきいきと安心して暮らすことのできるまちをつくります。

基本方針5 地域の豊かな資源を生かすまち(PDF/717KB)

 身近な環境を守り育むことで、豊かで素晴らしい環境を次代に引き継ぐだけでなく、自らも快適に生活ができるまちをつくります。

分野別基本方針

 分野別基本方針の基盤となる町政の運営方針を次のとおり掲げ、まちの将来像の実現をめざします。

基本方針6 協働によるまちづくり(PDF/601KB)

 本町の個性をより輝かせるため、それぞれの役割を明確にし自らの責任と役割を果たしながら、各課や組織、団体等との連携体制の構築に努めることで、協働のまちづくりを進めます。また、不当な差別の心や行動を許さないまちとして、男女共同参画の取組や、さらなる人権啓発活動の推進に努めます。

基本方針7 経営的視点にたった行財政運営がなされるまち(PDF/526KB)

 適正かつ正確な情報公開を図り地域情報化を推進するなど、持続可能な財政運営の実現に向け、町政運営の効率化と開かれた町政の推進に努めます。

第2次総合計画における持続可能な開発目標(SDGs)に対する考え方

 2015(平成27)年国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発目標(SDGs(エス・ディー・ジーズ))」は、持続可能な社会を実現するための国際社会全体の開発目標です。

 わが国においても、2016(平成28)年5月に関係省庁が連携し一体となり取り組むため、SDGs推進本部(本部長:内閣総理大臣)を設置するとともに、国家戦略として「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」を決定し「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者」をめざす方針を打ち出しています。
【持続可能な開発目標(SDGs)実施方針 P.3( 3 ビジョンと優先課題 (1) ビジョン )】

 また、この指針のなかで「各地方自治体に、各種計画や戦略、方針の策定や改訂に当たってはSDGsの要素を最大限反映することを奨励」する旨が明記されています。
【持続可能な開発目標(SDGs)実施方針 P.8( 5 推進に向けた体制 (3) ステークホルダーとの連携 (地方自治体) )】

 持続可能なまちづくりを進める本町においても、SDGsに掲げられている17の目標について、自治体の世界最大組織である都市・自治体連合(United Cities and Local Governments)が提唱する取組方針を参考に、総合計画のなかで政策・施策と関連付け、取組を進めます。

施策の大綱の体系と主要施策に対応するSDGsにおける17の目標との関係性

taikei

このページに関するお問い合わせ先

企画課
電話番号:0796-36-1962
FAX番号:0796-36-3809

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