「令和元年度町民アンケート」の調査結果
問い合わせ番号：15898-7291-0256
登録日：
1 調査の目的
香美町では、2015年（平成28年）3月に策定した第2次香美町総合計画に基づき、まちの将来像である「こどもたちに 夢と未来をつなぐまち」の実現を目指して、計画的なまちづくりを進めています。
第2次総合計画に掲げる基本構想（まちづくりの基本的方向）に示すまちの将来像の実現に向けた基本的な諸施策を取りまとめた「前期基本計画」が令和2年度末で計画期間の満了を迎えることから、著しい社会情勢の変化に対応したよりよいまちづくりを進めるため、令和2年12月を目途に「後期基本計画（計画期間：2021年度（令和3年度）－2025年度（令和7年度））」を策定することとしています。
この後期基本計画の策定にあたり、町民の皆さまの意向や町の施策の満足度、重要度などについて把握し、今後のまちづくりを進めるための基礎資料とするため実施しました。
2 調査の方法
調査の対象：町内に在住する18歳以上の町民3,000人（住民基本台帳から無作為で抽出）
調査の方法：郵送（配布・回収とも）
調査の期間：2020年（令和2年）1月31日（金）から2020年（令和2年）2月14日（金）まで
調査票の回収状況
■調査票配布数：3,000件
■回収数：948件
■有効回答率：31.6％
3 報告書の見方
（1） 図表（グラフ等）に記載している「N」は、質問に対する回答者数（number of case）のことを指します。
（2） 回答比率（％）は、回答者数（N）を100％として算出しています。
小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の合計が100.0％とならない場合があります。
（3） 複数回答形式の質問では、回答比率（％）の合計は100.0％を超えます。
4 調査の結果
■令和元年度町民アンケート調査報告書（概要版）（PDF／175KB）（PDF／275KB）
■令和元年度町民アンケート調査報告書（本編）（PDF／1581KB）（PDF／1581KB）
5 アンケートから見る町民意識（報告書の一部を抜粋）
（1） 結婚について
独身者は男性が約38％、女性が約33％となっており、年代別に見ると10代が約97％、20代が約87％、30代が約33％、40代が約17％となっています。結婚していない理由としては、最も高い割合は「出会いがないから」で45.1％となっていおり（図1）、男女別では、男性は約48％、女性は約43％となっています。
一方で、「結婚資金が用意できていないから」と「収入や住居など、結婚生活の基盤ができていないから」との回答は、男性が女性を大きく上回る結果となっています（図2）。
■図1 独身者が結婚されていない理由
■図2 独身者が結婚されていない理由（男女別）
（2） 出産・育児について
結婚している人のうち、子どもが「2人いる」割合が最も高く約44％、次いで「3人いる」が約31％となっている（図3）一方で、夫婦が理想とする子どもの数は「3人」が約53％と最も多く、次いで「2人」が約33％となっており（図4）、「養育している子どもの数」と「理想とする子どもの数」とに乖離がある結果となりました。
■図3 養育している子どもの数 ■図4 理想とする子どもの数
また、理想とする子どもの数を実現する上で妨げとなった理由については、「子育てや教育にお金がかかる」が約41％と最も多くなっています（図5）。その他には、「年齢的に産むことが難しい」と「健康上の理由から」がそれぞれ約20％となっています。
■図5 理想とする子どもの数を実現する上で妨げとなった理由
（3） まちへの愛着について
香美町に愛着を感じている人は約78％となっており（図6）、その理由については「生まれ育った故郷だから」が約76％、「自然環境が良いから」が約48％となっています（図7）。
■図6 香美町に愛着を感じているか ■図6-2 香美町に愛着を感じているか（男女別）
■図7 愛着を感じている理由
一方で、まちへの愛着を感じていない人の理由は、「生活が不便だから」が約76％、「人間関係が煩わしいから」が約40％となっています（図8）。
■図8 愛着を感じていない理由
年代別で見ると、全ての年代で「生活が不便だから」が最も多くなっており、中でも50歳～54歳では9割を超えています。また、18歳～19歳では「都会の生活に憧れているから」が25.0％と、他の年代に比べ高くなっています。また、65歳～69歳では「人間関係が煩わしいから」が60.0％と、他の年代に比べて比較的高くなっています。
6 アンケート調査票
このページに関するお問い合わせ先
電話番号：0796-36-1962
FAX番号：0796-36-3809
