兎和野高原
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更新日:
○どんなとこ
兎和野高原は、兵庫県観光百選第1位に選ばれた自然景勝地「瀞川平」の中に広がる標高540m~650mの高原です。
日本百景にも選ばれており、春は朱色のレンゲツツジ、夏は緑一色の中冷涼な澄んだ空気が吹き抜け、秋は紅葉と共に雑木林に木々の実がなり、冬は積雪が2mを超え白銀の世界に覆われる四季折々に鮮やかな自然を見せる場所です。
○地形
兎和野高原はもともとブナやミズナラがたくさん生えてました。今でも根元に水を湧き出している大カツラの木は当時の姿を残しています。但馬牛を飼うために、森は草原にかわりました。牛のために植えられたハリエンジュは成長して大木になりました。山村の暮らしを支えるためにと植えられたスギやヒノキは木材の商品価値の変化によりいつしか管理されることが少なくなり、放置された山が増えていくようになりました。今では、落ち葉やドングリによって豊かな生き物の世界を持つ広葉樹の森の良さが見直されるようになり、ブナが植えられ、年の違う木を同じ場所に植える複層林の試みがされています。山を裸にせず、自然本来の姿を取り戻すため、人間が山を変える時代が訪れています。
○気象 (2023年3月16日更新)
兎和野高原は、国(国土交通省気象庁)の観測地点になっています。
2022年5月の気象状況は、
・平均気温 15.6℃(最高平均21.2℃、最低平均11.0℃、日最高28.4℃、日最低2.7℃)
・平均風速 1.8m/s(最大風速 北西の風6.2m/s)
・降水のあった日 11日/31日(晴れまたは曇り65%)
・合計降水量 64.5mm/月(日最大21.0mm)
・平均日照時間 6.8h(月合計211.0h)
2022年5月、日ごとの詳細 国土交通省(気象庁)ホームページ
○ギャラリー
入口 |
駐車場 |
管理棟 |
宿泊棟 |
オートキャンプ場 |
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キャンプ場 |
木の殿堂 |
木の殿堂 |
木の殿堂前広場 |
木の殿堂前広場 |
植物園 |
花 |
鳥 |
ギター池 |
○楽しむ
自然アクティビティ
兎和野高原では、隣接する野外教育センターにより、ダイエット効果のある「ノルディックウォーク」や、無料で楽しめる23種類の「フィールドアスレチック」、本格的な石釜を利用して作る「ピザづくり体験」を大自然と一緒に楽しむことがきます。
また、キャンプの施設も充実し、3~5人用常設テント41張り、オートキャンプ19サイト、施設内の宿泊では2段ベットのある4~8人用の部屋が22部屋あり、1泊3食付3,510円と格安になっています。
(兎和野高原野外教育センター 電話 0796-94-0211)
木の博物館
隣接する観光スポットは、森と海と太陽をテーマにした博物館「木の殿堂」があります。
この博物館は建築家安藤忠雄氏が設計した日本最大級のスギ集成建造物で、世界の民家模型や大工道具が展示されています。
館内の体験では、組み木づくり、バードコールづくりが楽しめます。(体験は1週間前に予約が必要です。)
(木の殿堂 電話 0796-96-1388)
植物園と天然水
面積17haの広大な敷地に、この地に自生する2,000種類の植物が観賞できる「但馬高原植物園」があります。
園内には、うっそうとした原生林にたたずむ樹齢1000年、高さ38m、幹周り16mの「カツラの巨木」があり、そばに近づくにつれて空気感が変わるとともに、見る者を魅了する圧巻の迫力があります。
また、その木の根元からは、標高680mの高地にもかかわらず、日量5,000tの無菌の水がコンコンと湧き出ています。(この水は日本で平成の名水百選に選ばれ、水と景観の美しさでは全国第3位になっています。無料で飲んだり持ち帰ったりできます。)
(たじま高原植物園 電話 0796-96-1187)
兎和野高原の地図
兵庫県美方郡香美町村岡区宿791-1
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