全国学校給食週間の取組を紹介します!
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「全国学校給食週間」とは・・・学校給食は、明治22年山形県鶴岡町(現在の鶴岡市)の小学校で始まり、全国的に普及していきましたが、戦争の影響などによって中断されて しまいました。 戦後、子どもたちの栄養不足を改善するために、LARA(アジア救済公認団体)からの援助により学校給食が再開されました。 昭和21年12月24日に東京都内の小学校でLARAからの給食用物資の贈呈式が行われたことから、この日を『学校給食感謝の日』としましたが、 冬休みに入ってしまうため、1か月後の1月14日から1月30日までの一週間を「全国学校給食週間」とすることが決まりました。
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香美町内の2つの学校給食センターでは「全国学校給食週間」に、全国的に有名な「但馬牛」、香美町内産の「お米」、香住漁港・柴山港で水揚げ された「魚」、地元酒造会社の「酒かす」など、地元産の食材をできるだけ多く取り入れ、工夫をこらしたメニューを調理し提供しています。 子どもたちは、豊富な地元産食材の恵みに感謝しながら、香住区・村岡区・小代区のそれぞれを代表するふるさと食材を味わいます。
その献立や取組の一部を紹介します。 |
<令和元年度の取組> | |
(1月30日/香住学校給食センター) |
地元酒造会社から寄付していただいた酒かすで、地元産の新鮮な野菜を入れた『かす汁』を調理しました。
酒の粕は、日本酒を絞った時にできる粕のことです。香美町では、昔からよく食べられてきました。最近では、体に良い発酵食品として注目を集めています。 |
(1月30日・スズキの利休揚げ/香住学校給食センター) |
利休揚げとは、白ゴマや黒ゴマを衣としてつけて揚げたものです。
この日は、香住で水揚げされたスズキを調理しました。 香美町には香住漁港と柴山港がありたくさんの魚が水揚げされています。給食でも地元水産業に対する理解を深めるために地元産の魚を多く使っています。 |
(1月27日/村岡学校給食センター) |
この日は、『鶏の照り焼き(蝶の雫味)』が給食に出されました。 『蝶の雫』は、小代で育てられているチョウザメを使用した魚醤です。そのしょうゆを使ったタレで照り焼きに仕上げました。 ※魚醤とは・・・生の魚を塩で漬け込んで発酵させてできる、魚の持つうまみ成分を凝縮させたしょうゆのこと。 |
(1月30日・ふるさと給食交流会/長井小学校) |
「全国学校給食週間」の期間中、長井ふれあい朝市グループ(香住区)の生産者を招き長井小学校でふるさと給食交流会を開催しました。
児童から生産者へ「感謝状」の贈呈が行われ、日ごろからおいしい野菜を作ってくださっていることへの感謝の気持ちが伝えられました。
会では、各テーブルで給食を食べながら、野菜を生産する中での苦労や学校生活などの話題で会話が弾みました。
委員会児童が用意したクイズも行われ、終始、和やかな雰囲気の中、交流会は行われました。 |
<令和2年度の取組>
香住学校給食センター
25日は、『給食記念日献立』として、但馬牛やSKSといった香美町の特産品を多く使用した給食です。
26日は、みんな大好き。懐かしい揚げパン。
村岡学校給食センター
25日は『香住の日』、26日は『村岡の日』として、それぞれの地元でとれたものを使用した給食を予定しています。
香美町は、海の幸・山の幸といった食材の宝庫です。また、給食をとおして、ふるさとの味を子どもたちに知ってもらいたいと、地元産食材を給食に提供してくださる方々がおられます。これからも、ふるさと食材をたくさん使用し、『ふるさと香美』の味を伝えていきます。
香美町では2つの学校給食センターが、安全・安心を基本にして地元食材にこだわりながら、おいしく、バランスのとれた給食を提供しています。
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