棒でうすから餅を高く掲げる6人のつき手たちの写真
うすの上で餅を棒でつく7人のつき手たちの写真

 「おトウ」は、「頭」と「当」といった字が使われます。「頭」を使う区は、それが祭事を主宰する「かしら」の意味で用い、一方「当」を使う区は、輪番制だったとする点から、当番に「当たる」という意味で「当」を使っています。
 大糠区のお頭の餅つきは厳格さが漂い、歴史的条件をよく伝えています。餅つきのみが芸能的評価を受けますが、祭祀組織、民俗的通過儀礼など文化財としての価値が十分にあると考えられます。

指定年月日

平成13年3月14日

種別

民俗文化財 無形民俗文化財

所在地

村岡区大糠

指定内容

 元旦午前中に、お頭渡しの餅つきをします。当番の家に村中が集まり、石つき歌を歌いながら棒で突きさすようにしてつきます。つき手は六人で「六升もち」といい、六升を一うすでつくので直径が40~50センチメートルのものになります。
 3日に直径10センチメートル、長さ1.5メートルほどのホウソノキを半分に割ってもちをはさみ、神社に持って参ります。全員が参加し宮で拝んで、前にある12坪ほどの観音堂にゴザを敷き、座って頭渡しをします。頭人はこの集落生まれの小、中学生の男の子に限り、養子はなれません。もちは等分に切って全集落に配ります。頭人は父親の後見で一年間神社の世話をします。頭番は村の規約を書いた道具箱を保管します。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課
〒667-1392
兵庫県美方郡香美町村岡区村岡390-1
電話番号:0796-94-0101
​​​​​​​お問い合わせ

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか