香美町
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令和4年度施政方針 問い合わせ番号:16473-1750-6310
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令和4年度における町政運営の基本的な考え方

 香美町の喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症への対応に加え、本町の最大の課題である「少子高齢化の加速」と「過疎化の進行」に対し、これまでから子育て支援、移住定住対策などさまざまな施策を講じてきましたが、依然として人口減少に歯止めをかけることができていません。

 新型コロナウイルスが感染拡大を続ける中で、町民の皆さまに一日も早くワクチン接種をしていただけるよう体制を構築し、安全安心の生活を確保することを第一に対応してきたところですが、度重なる感染拡大により消費者の消費行動が変容した影響についてはいまだ不透明であり、不安を抱えた町内の産業を守り、さらには香美町の魅力を最大限に生かすまちづくりを進めていく必要があります。

 そのため、これまで継続展開してきたさまざまな施策や事業の評価と検証、住民アンケート等を通じた町民のまちづくりに対する要望を踏まえ、令和2年12月に策定した今後5年間の香美町のまちづくりの道しるべとなる「第2次香美町総合計画後期基本計画」に基づきながら、より実効性のある施策を展開するとともに、新型コロナウイルス感染症、少子高齢化、過疎化の進行に正面から向き合い、これらの解決に向けて各種施策を展開する必要があります。

 以上のことから、令和4年度はまちの将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」をまちづくりの目標とすることはもとより、引き続き新型コロナウイルス感染症対策に積極的に取り組むこととし、令和4年度予算のコンセプトを「町民生活と町内産業を守り、香美町の魅力を最大限に生かすまちづくり」とし、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける社会情勢への対応を柔軟に行いながら、コロナ収束後を見据えた香美町の基盤づくりを進めます。

2022年(令和4年)第132回香美町議会(定例会)での所信表明の様子

2022年(令和4年)第132回香美町議会(定例会)での所信表明の様子

香美町に笑顔をとりもどす(コロナ対策)

感染防止対策、予防接種

 新型コロナウイルスワクチン接種対策室の設置と体制の充実により、円滑なワクチン接種体制を構築し、一日も早いワクチン接種に取組みます。

事業者への支援、町内経済対策、町民生活の支援

 コロナ禍における地域経済の問題解決のため、引き続き事業者への支援、町内経済対策を展開していきます。
 その他、農業機械導入に対する支援をはじめとした農業者への支援、新型コロナウイルスの影響により販売量が落ち込んだ水産物の保管調整支援をはじめ、事業者への各種支援など、国県と協調した取組を推進します。

安全・安心なまちのしくみづくり(防災、生活環境、交通、地域活性化)

治山治水対策の推進

 県と急傾斜地崩壊対策事業に取組むことで、土砂災害の防止と町民の生命と財産を守る対策を推進するとともに、町内6河川の河川改良工事やしゅんせつ工事等を実施することにより水害防止対策を推進します。

防災対策の推進

 津波・高潮対策を早急に推進するため、河川構造物等の整備等を実施します。

消防防災力・防犯体制の強化

 軽積載車格納庫の新設(1か所)、軽積載車の更新(1台)などを実施し、消防防災力の強化を図るとともに、消防団員数が減少している中、消防団員の年額報酬及び出動報酬を引き上げ、処遇改善を図ります。また、自治会等が実施する防犯カメラの設置について助成制度を継続します。

交通安全対策の推進

 道路反射鏡、ガードレール、区画線の更新等に取り組むとともに、児童の安全な登下校を見守っていただいている、地域の見守り隊のウインドブレーカーを新たに購入し、交通安全対策の推進を図ります。

上下水道環境の整備

 水道施設の計画的・効果的な整備と適切な維持管理を行い、清浄にして安定した水の供給を図るとともに、早期の経営改善を図る必要があることから水道料金の改定を行います。また、下水道施設の適切な維持管理を行い、快適な生活環境の保全と公共用水域の水質保全に努めるとともに、効率的な施設管理の推進を図るため、長井南処理区と長井北処理区を統合し、香住処理区に接続することとしており、令和3年度の長井北処理区の接続工事に続き、長井南処理区の接続に必要となる工事を実施します。

道路網の整備 

 町民の生活の利便性と安全性を確保するため、町内の橋梁(206橋)の計画的な点検及び大型構造物等の長寿命化計画を策定します。また、町民の生命と財産を守るための道路網の整備、特に国道9号と山陰近畿自動車道との接続、緊急時の輸送道路に位置付けられている主要地方道香住村岡線の加鹿野から三谷までの間の早期事業化は喫緊の課題であり、今後も引き続き、早期事業化、早期完成に向けて要望活動を継続して行います

公共交通の利用促進

 町民の鉄道利用に対して助成を行うことにより、鉄道利用に対する意識の向上、鉄道利用機会の増加及び鉄道路線の維持を図るとともに、運転免許証返納者をはじめとした交通弱者等の移動手段を確保するため、高齢者バス利用助成、高等学校生徒バス通学助成を継続して行います。

地域の活動拠点の整備

 町民がコミュニティづくりの場として利用する区、自治会及び自治区の集会所の改修に対する補助を行い、地域コミュニティの活性化と交流の場の維持に努めます。

活力あるまちづくり(農林水産業の振興)

農業の振興

 コロナ禍で米価が大きく下落し、町内産米の販売量も落ち込んでいる中で、大きな影響を受けた農業者に対し、経営基盤の強化に繋がる支援や高収益作物への転作を促進する支援を行い、誇るべき地域資源を基盤に、更に魅力あるものへ発展させることで、本町経済の好循環を生み出します。

 特に、本町は、特A産地Sランクに位置付けられたコシヒカリ「村岡米」など、国内トップクラスの食用米を産する町として、生産者の栽培意欲と品質向上を図り、他市町産米との差別化、さらなるブランド化、高付加価値化を推進します。

 また、耕作放棄地の増加や農地の荒廃の防止と将来にわたり営農の安定的な継続を図るため、中心的担い手や認定農業者の育成、農業法人の設立、必要な農業用機械器具の導入に対する支援を行います。

畜産の振興

 日本農業遺産の認定を受けた「兵庫美方地域の但馬牛システム」の世界農業遺産認定を目指すとともに、但馬牛の原産地として増頭対策を積極的に推進し、畜産農家の規模拡大支援と但馬牛ブランドの確立を進めます。また、村岡有機センターの堆肥運搬車両を更新し、安定運営を図ります。

林業の振興・有害鳥獣対策

 森林環境贈与税を活用し、条件不利地の間伐や森林に関わる人材育成を進めるとともに、里山防災林整備事業を拡充し実施することで森林資源の適切な管理を行い、沿道森林美化整備事業を継続実施することで、国道等の主要幹線道路沿線における枝打ち等を推進し、防災機能の向上と主要道路沿線の森林景観の保全を図ります。また、ストックポイントに新たに個体運搬用車両を購入し、円滑な事業運営を図ります。

漁業・水産加工業の振興

 加工排水の適正処理を進め、町内水産加工業者の安定経営の推進を図るため、香住東港水産加工排水処理場の整備更新に向けた実施設計を行います。また、魚食普及活動への支援、水産物の冷蔵保管場所の確保支援を継続し、水産業、水産加工業の維持、安定化を図ります。

活力あるまちづくり(観光業、商工業の振興)

商工業の振興

 町内事業者の経営基盤を強化するため、事業者の経営分析を行うとともに、販路開拓、社会の変化に対応できるビジネスモデルを進めるなどの事業計画の策定支援を進めます。

 また、町内事業者が抱える後継者問題の解決に向け事業承継を進めるとともに、新商品の開発、人材育成、起業・創業への支援を行い雇用の場の創出に取り組みます。

観光業の振興

 神戸営業所の取り組みを通じた香美町のPRや観光協会への支援を通じ、香美町の知名度の更なる向上に努めます。また、コロナ収束後の観光振興に向け、今後の方向性を定める観光振興計画の策定に取り組みます。

 新たな旅行客のニーズに対応するため、近隣市町と連携を深めるともに、町内の観光情報を一元管理し、魅力ある情報発信に取り組むため、新たな観光ホームページを作成するとともに、観光大使を活用した情報発信に取り組むための交流会やモニターツアーを開催します。

 さらに、豪華寝台列車「瑞風」の香住駅への乗り入れをはじめ、2023年兵庫デスティネーションキャンペーン、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)に向けた観光誘客に取り組んでまいります。

山陰海岸ジオパークの推進

 ジオパークの普及啓発に関するパンフレットの作成やジオカヤック指導者講習会、ジオタクシー体験乗船会、ジオパークウォーキング等を通じ、ジオパーク活動の普及推進に努めるとともに、山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク再審査への対応を行います。

観光施設の整備 

 吉滝園地遊歩道整備工事、三田浜園地公衆トイレの洋式化工事を実施し、観光客に快適で安全に過ごしてもらうための環境整備を行います。また、但馬高原植物園の交流館の改修工事を行うとともに、瀞川平湿原の再生を図ることで、新たな魅力創出と誘客に努めます。

観光業、商工業の雇用対策の推進

 「特定地域づくり事業協同組合制度」に取り組み、地域課題である季節ごとの労働力確保の問題解決に繋げるとともに、地域経済の維持と振興、さらに地域の担い手育成を図ります。

将来を担うひとづくり(移住定住、結婚、子育て、教育)

移住定住対策の推進

 移住相談が気軽にできるよう「まちなか移住相談室」を町内に開設するとともに、空き家バンク、移住定住支援ウェブサイトを活用して、町出身者や移住希望者に対し、空き家や本町の豊かな魅力など幅広い情報提供ときめ細やかな対応を行い、移住の促進に努め、まちの活力の向上を図ります。

 また、区、自治会及び自治区に対して交付する定住支援活動奨励金を拡充することで空き家登録物件の拡大を図り、移住希望者の選択肢が広がるよう努めます。

ふるさとづくりの推進

 「子どもたちがふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持ち、ふるさとを心の糧として、たくましく生きるひとづくり」を目標に、ふるさと納税を活用し、将来を担うこどもたちの調和のとれた教育の推進や、教育環境の整備等を図ります。

ふるさと納税の推進

 令和4年度は、ふるさと納税推進室を設置し、人的推進体制を強化して、一層の事業者との連携強化を図ることで、魅力的な返礼品の開発や品目の拡充、PR体制の充実などを進め、町の魅力発信と地域経済の底上げに努めます。

結婚対策の推進

 町内に在住する未婚者の結婚支援のため、出会い支援事業実施団体等と連携し、創意工夫した事業を展開します。また、本年度と同様に町内高校生等の若者が、結婚や子育て、仕事を含めた人生設計を考える「ライフデザインの構築」を支援し、結婚等を前向きに考える機会づくりを進めます。

子育て・子育ち環境の充実

 第3子以降の放課後児童クラブ入所児童の利用料の軽減など、多子世帯を支援することで子育てしやすい環境の整備に努めます。また、障害のある児童が利用する放課後等デイサービス施設を町内に新たに設置・運営する事業者に対し支援することで、通所希望のある児童の福祉の向上を図ります。

ふれあいの場の創出

 しおかぜ香苑の海浜空間を活用し、町民相互のふれあい及び都市住民との交流による地域の活性化を図るため、子ども広場に新たに複合遊具を設置します。

魅力ある教育の充実

 第2期教育振興基本計画に基づき、児童生徒や保護者をはじめとする町民の期待に応えられるよう教育の充実に取り組みます。また、教員が教育計画に沿った教育課程を確実に実践するため、教員の業務補助やその他専門知識を必要としない業務を支援する専任のスクール・サポート・スタッフを引き続き全小中学校に配置し、教員の業務の負担軽減を図ります。

学び保障・充実

 学習者用デジタル教科書が、令和6年度から本格導入されることを受け、小学校5年生から中学校3年生を対象とした国の実証事業に加え、町独自に小学校1年生から4年生に1教科の学習者用デジタル教科書を導入し、全ての指導者による学習者用デジタル教科書の活用と可能性を広げる取り組みを行い、児童生徒の学びの充実を図ります。

教育環境の整備

 香住小学校・射添小学校の校舎、小代小学校の体育館、柴山幼稚園・長井幼稚園・余部幼稚園・うづか幼稚園の照明設備のLED化を行うとともに幼稚園・小学校・中学校の洋式トイレの温便座化を進めます。

 また、小代中学校の校舎の老朽化に伴う大規模改修工事を行うとともに、兎塚小学校の校舎改修工事に向けた設計を行い、教育環境の向上及び児童の安全確保を図ります。

大学連携の推進 

 兵庫県立芸術文化観光専門職大学に併設する地域リサーチ&イノベーションセンターと連携し、大学が有する人的資源を地域活性化に生かすため、本年度も引き続き起業支援など地域活性化に繋がる取り組みに向けた調査・研究を進めていきます。

 あわせて、香住高校・村岡高校生を対象に、生徒それぞれの特性に応じた自己の潜在的コミュニケーション能力を引き出すための高校コミュニケーション教育を引き続き実施します。

 また、連携協力の包括協定を締結した姫路大学については、畜産研究所の調査・研究の動向を注視しながら、事業推進を支援します。

スポーツの振興

 多くの町民が各種スポーツに親しみ、楽しまれる中、スポーツ指導者のスキルアップを支援するため、新たに、資格取得等に必要となる研修費を補助し、指導者の資質の向上を図ることで、国内外で活躍するスポーツ選手の養成を目指すとともに、引き続き日本体育大学との「体育・スポーツ振興に関する協定」に基づき町民へのスポーツの推進、健康づくりに取り組みます。

 また、令和3年度に策定した第2期スポーツ振興計画に基づき、生涯スポーツや高齢者向け運動教室の拡充、スポーツツーリズムの推進など、町民の豊かなスポーツライフを支援します。

文化財の保護

 町内に存在する地元に受け継がれてきた、各区固有の伝統芸能を守り、後世に引き継ぐため、県指定の文化財「香住三番叟」の衣装、町指定文化財「安木八坂神社モチの木を主とした社叢(しゃそう)」の整備を行うことで、将来に渡り町内の指定文化財の保護に努めます。

安心な暮らしづくり(保健、医療、福祉)

健康づくりの推進

 町民が健やかな生活を送るための取り組みや方向性を検討する、第3次健康増進計画及び第3次食育推進計画の策定に向け、健康づくり実態調査を実施します。

 また、各種予防接種事業の拡充とがん検診等の受診促進を図り、町民が健康で安心して暮らせるまちづくりを推進します。 

公立香住病院の運営

 令和3年10月に胃腸科が新設し、さらに、令和3年度から進めています透析室、リハビリ室及びカメラ室等を備えた東館の新築工事等により、引き続き医療環境の整備に努めます。

 また、将来に渡り町民に信頼され、安全で安心できる質の高い医療を提供していくため、引き続き医師及び医療技術者の確保に全力で取り組むとともに、病院経営の効率化に努め、持続可能な病院経営を目指します。

こころの健康づくり対策

 引きこもり状態にある方の居場所づくりのため「ひきこもり支援センター」の運営支援を行うとともに、ゲートキーパー養成研修等を推進することで、悩みを抱える人が一人で悩みを抱え込むことの無いまちづくりを進めます。

高齢者福祉の充実 

 第8期介護保険事業計画に基づき、介護サービス量の確保及び良質な介護サービスの提供を目的として、町内に新たに「認知症対応型共同生活介護事業所」を整備する運営事業者に対し、整備に伴う工事費や開設準備経費を支援し、円滑な介護保険事業の推進を図ります。

 また、コロナ禍で外出等を控えた高齢者のフレイル(虚弱)予防のため、元気体操サークルの活動継続に必要な経費の補助と併せて、指導用体操動画のDVDを作成し、効果的な運動を継続して実施できるよう支援します。

障害者福祉の充実

 精神障害者等に創作活動、生産活動の機会の提供を通じて、社会との交流の促進等を図るとともに、日常の生活に必要な便宜を供与することにより、障害者等の地域生活を支援することを目的とする、「地域活動支援センター」を町内に1か所設置するため、施設運営を担う民間事業者に対して支援します。

住民サービスの向上(行財政運営)

デジタル化の推進

 行政手続きの簡略化やオンライン化の推進による町民生活の利便性向上、庁舎内業務の効率化を図るとともに、デジタル化により自宅等で行政手続きが完結する仕組みの構築を目指し、庁舎内組織の体制強化を図ります。

窓口申請手続き

 児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求、要介護・要支援認定の申請など27の窓口申請業務について、オンラインによる申請手続きを可能とするとともに、これらの活用のためマイナンバーカードの取得促進を図ります。その他住民サービスの更なる向上を図るため、本庁舎に各種証明書の交付機を新たに設置します。

申告書作成支援業務の電子申告化

 所得税の確定申告書の作成支援業務において、還付までの期間を10日程度に大幅に短縮することを目的に「電子申告化」とし、住民サービスのさらなる向上を図ります。

このページに関するお問い合わせ先

企画課
電話番号:0796-36-1962
FAX番号:0796-36-3809

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