ジオパークと海の文化館
問い合わせ番号:13369-5761-8967
更新日:
ジオパークと海の文化館では、香美町で楽しむことができるジオパークの魅力と日本海の恩恵を受けながら生きてきた人々の文化などを紹介しています。
来館の際は、マスクの着用・手指消毒の徹底など感染対策へのご協力をお願いします。
1階
1階では、ジオパークの貴重な地質遺産の見どころをはじめ、日本海や山岳地帯の地形がもたらした「ズワイガニ」「但馬牛」「棚田米」などの豊かな食文化、山陰海岸特有の地形から生まれた文化遺産「余部鉄橋」など、暮らしや文化、歴史、特産品を含めて五感で香美町を楽しんでもらえる展示を行っています。
香美町インフォメーションコーナー
余部鉄橋の鋼材や小代スギの大型実物展示、香美町内のジオの見どころを写した大型写真など、香美町の良さを一目で感じ取ることができます。
ジオパークコーナー
山陰海岸ジオパークのことや、日本海の成り立ち、香美町のジオパークの魅力を知るコーナーです。「海」「山」で見ることができる、貴重な地質遺産、大地がもたらした「歴史・風土」「食」など、香美町のジオパークの全ての魅力を紹介しています。
■香美町地形模型
複雑な山と谷、リアス式海岸など香美町の特徴的な地形を立体的に見ることができます。
■ジオの恵みジオラマ
香美町の地形・地質と人々の暮らしとの関わりを楽しいジオラマで再現しています。
■鮎の飼育
香住高校さんと一緒に鮎の飼育を行っています。
2階
当館がある香美町香住区は山陰海岸沿いに位置し、昔から海と深い関わりを持ってきました。
2階では、日本海に育まれた様々な生き物、海路として利用していた北前船、海を暮らしの糧としてきた漁業など、江戸時代から現代までの海と人々との関わりを紹介しています。
日本海の生き物コーナー
香住で水揚げされるおなじみの魚の展示のほか、香住海岸の海中映像も放映しています。
人魚伝説にもなったと言う『リュウグウノツカイ』のはく製は必見です!!
北前船コーナー
昔、交易船として活躍していた『北前船』の模型や当時の文書、特徴ある船道具を展示しています。
漁業の歴史コーナー
漁業が近代化される以前の香美町の漁業の歴史や、昔の漁の方法を本物の漁具やパネルで紹介しています。
香住の漁業コーナー
べにずわいがにかご漁業や沖合いいか釣り漁業など、香住の代表的な漁業を実物資料やパネルで紹介しています。
館内をくまなく回るとこんな発見も・・・
■観覧時間
午前9時から午後5時
■観覧料
無料
■休館日
毎週水曜日(祝祭日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
■水産加工体験実習(※要予約)
⑴ 主な実習内容:焼きちくわ、イカの一夜干しなど
⑵ 1回の実習可能人数:20名(コロナ対策として人数を制限しております)
⑶ 料金(詳しくは当館へお問い合わせください)
実習室使用料(一人) | 高校生以上:310円/中学生以下:210円/自然学校:無料 |
魚類乾燥機使用料(一団体) | 1,030円 |
ちくわ焼き機使用料(一団体) | 50人以下:310円 |
材料代(魚・すり身など) |
実費(目安→焼きちくわ:約200円/イカ:約500円) |
山陰海岸ジオパーク(香美町)の概要
【香住海岸エリア】
海岸にそって切り立った断崖に、日本海ができる時の火山岩や地層、そのあとに噴出したマグマなど、特に海からはさまざまな貴重な地質を見ることができます。また海岸の岩場には多くの動物の足跡化石や流痕など貴重な地質遺産が多数残されています。
【鉢伏エリア】
鉢伏山を中心とした山岳地帯で、火山活動で噴出した溶岩などで出来た多くの滝を見ることができます。この地域にある地すべり地帯は、棚田や但馬牛の放牧に利用されており、非常に美しい景色を楽しむ事ができます。
・味取の俵石
現在の日本列島の地形が出来た頃に、玄武岩の溶岩が冷えてできたもの。幅約70m、高さ約20mの垂直の岸壁には、ほぼ垂直に規則正しい縦の割れ目(柱状節理)が入っており、断面は4・5・6角形です。俵のような形に石がきれいに割れる事から「俵石」と呼ばれています。
↓海の文化館の入口では、この俵石の実物を間近で見る事ができます。
その他にも町内の魅力あふれるジオサイトの紹介や、植物の化石の展示、ジオパークを楽しむコツなど多数の資料を展示しています。
また、館内ガイドスタッフや敏腕ジオパーク推進員も常駐しておりますので、疑問に感じた事、付近にあるおいしいお食事処情報などお気軽にお問合せ下さい。
関連リンク
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