山陰海岸ジオパーク「香住海岸エリア」について
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■国指定天然記念物 「鎧の袖(よろいのそで)」
高さ約70m、幅200mで、崖面には規則正しい柱状の岩が無数に並び、海面からそそり立つ姿は圧巻です。
縦の筋と横の筋が交わり、鎧の縅(おどし)のように見えることから「鎧の袖」と呼ばれるようになりました。
この鎧の袖の西隣にあるのが鷹の巣島です。
■ 「鷹の巣島(たかのすじま)」
鎧の袖の岩床が侵食されてできた奇岩です。
左端が鎧の袖、中央右端に鷹の巣島が見えます。
その昔、ミサゴという鷹科の鳥が島のてっぺんに巣をつけたことからこの名が付きました。
海上からこの島の真北を通るとき、羽飾りを付けた酋長の横顔にそっくりに見えてきます。
この鷹の巣島の南側へ回ると、サザエのような奇岩が見えてきます。
浜辺のバーベキューのクイーン、巻貝サザエの殻のようです。
■ 「くじゃく洞門(くじゃくどうもん)」
同じく鎧の袖の西側、裏手に行くと「くじゃく洞門」が見えてきます。
まるで孔雀が羽根を広げたように、放射状に規則正しい岩の割れ目が見えます。
■ 「めがね洞門(めがねどうもん)」
波の浸食作用により、2つ穴が開きました。穴の高さが違うのは、時期により海面の高さに変動があったからのようです。
このほか、バームクーヘンのような地層が美しい「松ヶ崎百層崖」
庭に置きたくなる「窓が島」
光の差し方によりエメラルドグリーンの海面を見ることができる「五色洞門」
中に入り探検気分が味わえる「釣鐘洞門」など、見どころいっぱいです。
※これらの景色はシーカヤック等で楽しみことができます。
● 公共交通機関、ウォーキング、自家用車などで楽しむには・・・
■「大引の鼻展望台(今子浦)」
ガイド:【香美町香住観光協会】 電話0796-36-1234
ガイド:【NPOたじま海の学校】 電話0796-39-4811
■【余部御崎】
ガイド:【香美町香住観光協会】 電話0796-36-1234
■【列車車窓】
●山陰海岸ジオパークとは
ジオパークは、科学的に貴重な地質遺産をはじめ、大地がもたらした暮らしや文化、歴史、特産品を含めて五感で楽しむことが出来る一種の地質公園です。山陰海岸ジオパークは、2010年10月、ユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」に加盟認定されました。
山陰海岸ジオパークは、日本列島がアジア大陸の一部だった時代から今日に至るまでの日本海と大地の営みが刻まれており、それらがもたらす多様な自然を背景にした人々の文化と暮らしを楽しむことができます。
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