兵庫県指定重要有形文化財

黒野神社 本殿
くろのじんじゃ ほんでん

 黒野神社は香美町村岡区村岡にあります。
 近世に入って村岡区福岡に陣屋を設けた山名氏は、黒野神社を陣屋守護の神として篤く崇敬しました。
 本殿は、明和二年(1765)建立の規模の大きい三間社で、入母屋造の屋根を載せ、正面に千鳥破風と軒唐破風を付けています。組物は二重に尾垂木を付けた三手先で、軒は扇垂木として、禅宗様が濃厚な建物です。
 奥行三間の内、正面一間通りは吹き放ちとして、その後方の間口三間、奥行二間を建具と壁で閉じています。
 黒野神社本殿は、小規模社殿の多い兵庫県山間部にあって、規模が大きいだけでなく、流造風の軸部構成と、それとは無関係に一連の形式で造られた軒の構成の特異な取り合わせに、類例の少ない独特の社殿ということができます。また江戸時代後期の豊かな装飾を備えています。県北部の近世神社建築の変遷を知るだけでなく、県域を越えて近世後半の神社建築の変遷を知る上できわめて重要な建物です。

 

指定年月日

 平成31年3月12日

種別

 重要有形文化財 建造物

所有者・所在地

 (宗)黒野神社 香美町村岡区村岡

指定内容

 本殿  明和2(1765)年
      桁行三間、梁間二間、入母屋造、千鳥破風付、軒唐破風付銅板

 

 



-お問い合わせ-
教育委員会 生涯学習課
電話0796-94-0101
FAX0796-98-1532
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