世界・日本農業遺産認定を目指します

 美方郡産但馬牛は、100年以上も前に「牛籍簿(牛籍台帳)」が整備され、それによる個体管理を行い黒毛和牛の中では全国で唯一郡内の血統にこだわり和牛の改良が行われ続けています。さらに、美方郡産但馬牛を中心とした堆肥と稲わら飼料を用いた環境創造型農業のシステムにより地域の暮らし、農村環境や多種多様な生物資源などが守られています。

 その「兵庫美方地域の但馬牛システム」の日本農業遺産認定及び世界農業遺産認定を目指すため、香美町、新温泉町、たじま農業協同組合及び兵庫県関係機関、畜産関係団体や地元観光商工団体など23団体が平成30年2月14日に「美方郡産但馬牛」世界・日本農業遺産推進協議会を発足させ、認定申請書の作成を行い6月18日に農林水産省(近畿農政局)へ提出しました。

 当協議会では、これまで受け継がれてきた伝統的な農業システムの日本及び世界農業遺産認定と美方郡産但馬牛の振興及び地域の更なる発展を目指し取り組みます。

牛籍簿 放牧風景

審査のスケジュール

 平成30年8月頃  一次審査(書類審査)結果発表
 平成30年9月~11月頃  審査員による現地調査
 平成31年1月頃  二次審査(地域からのプレゼンテーション)
 平成31年2月頃  審査結果発表、世界農業遺産への認定申請に係る承認及び日本農業遺産の認定結果

 

◇ 世界、日本農業遺産とは

 世界農業遺産及び日本農業遺産は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です。

 ●世界農業遺産

 世界農業遺産は、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度で2002年に開始されました。
 平成30年4月現在、世界で20ヶ国50地域、日本では11地域が認定されています。

 ●日本農業遺産

 日本農業遺産は、我が国において重要かつ伝統的な農林水産業を100年以上営む地域(農林水産業システム)を農林水産大臣が認定する制度で2016年に創設されました。
 平成30年4月現在、8地域が認定されています。

 

◇ 世界・日本農業遺産シンポジウム

        「兵庫美方地域の但馬牛システム」を開催しました 

 7月2日に畜産農家や当協議会関係者120人が参加し、個体管理システムにより多様な遺伝資源を守り全国黒毛和牛のルーツとなった但馬牛の価値の再確認と但馬牛に育まれた里山の暮らしや生物、伝統・文化などを含む「兵庫美方地域の但馬牛システム」の世界・日本農業遺産への認定を目指す意義の理解と機運を盛り上げるため開催しました。

 当協議会 浜上会長(香美町長)は、開会のあいさつで「美方郡産但馬牛は100年以上も前から郡内の農家や畜産関係者が地道な改良努力を積み重ねており、その歴史は大いに評価される価値がある。そのため、国内和牛繁殖地の中で、最初の日本農業遺産の認定を是非とも受けたい」と述べました。

 その後、国連大学サスティナビリティ高等研究所の永田明先生による「農業遺産制度の概要と意義」と題した講演や兵庫県立農林水産技術総合センター北部農業技術センター野田昌伸上席研究員による「美方郡産但馬牛の歴史と世界・日本農業遺産」と題した講演が行われ、最後に世界・日本農業遺産認定に向け関係者の一致団結「がんばろうコール」を行い思いを一つにしました。

sinpojiumu がんばろうコール
 【世界・日本農業遺産シンポジウム】 【目指せ認定、一致団結 ガンバロー!!】

 

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-お問い合わせ-
「美方郡産但馬牛」世界・日本農業遺産推進協議会 代表事務局(香美町農林水産課内)
電話0796-36-0846(直通)
FAX0796-36-3809
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