手作り紙芝居『I LOVE おじろ』を紹介します

 平成25年度に『日本で最も美しい村連合』に認定された香美町小代区。

 ひとりでも多くの人に小代区の魅力を紹介するため、井上 満さん(小代区秋岡在住)が、手作り紙芝居『I LOVE おじろ』を製作しました。井上さんは、絵具や色鉛筆を使って絵を描き、子どもから大人にまで紹介できるよう わかりやすい文をつけました。

 井上さん手づくりの紙芝居『I LOVE おじろ』を紹介します。

   
 アイ ラブ おじろ

 ここは 兵庫県で最も高齢化率の高い小さな町「香美町小代区」です。

 ここに生まれ育って、小代が大好きでたまらない おじさんがおりました。

 

 「最近の小代は 住む人がすくなぁなって 元気がなくなってきたなぁ。でも えぇとこが いっぱいあるんだでなぁ」

 

 「この小代に 元気を取り戻して、もっともっと多くの人に知ってもらいたいんだけど・・・。いったいどうしたらえーんかなー?」

 ある日、昔から小代を知っている大学の先生がいいことを教えてくれました。

 

 「小さくても輝く自分たちの町の美しい景色や文化を守ろうという活動をしている『日本で最も美しい村連合』というのがあるよ」

 

 それを聞いた二人は、ここに住んでいる人にも自信を持ってもらい、子どもたち、よその人たちにも、小代の素晴らしさを伝えていきたい! と、その『連合』に入ることにしました。

 

 しかし、どこでも『日本で最も美しい村連合』に入れるわけではありません。この『連合』に認定されるには、大きく3つの条件があります。

 

「人口規模が1万人以下であること」

 

「地域資源が2つ以上であること」

 

「地域資源を生かす活動があること」

 

 これを満たすことはもちろん、このほかにも、なんと50個以上もの条件をクリアしなければなりませんでした。

 

 条件をクリアするため、たくさんの人の力が必要だったので、小代を愛する人たちに声をかけ、グループを作りました。

 

 みんなは小代を走り回り、小代を研究し、まだ自分たちも知らなかった小代を発見しました。

 

 そして未来に残したい小代の宝、2つを、『日本で最も美しい村連合』にPRすることにしました。

 まず、「和牛のふるさと」であること。

 

 小代で生まれ育った「但馬牛」が、「神戸ビーフ」「松坂牛」などの有名ブランドになっていきます。

 

 さらに、全国の黒毛和牛のお母さんの、なんと、99.9%は、小代の貫田で生まれた“田尻号”の子孫であることもわかりました。

 

 小さい規模で牛を飼い、家族のように一緒に生活をし、1頭・1頭を大事に育てることで、いい牛を作りあげてきたのです。

 次に「みかた残酷マラソン全国大会」です。

 

 小代を一周する距離24キロメートル、高低差400メートルの、その名のとおり“残酷”なマラソン大会です。

 

 大会前から、小学生・中学生・高校生が参加者全員に応援やメッセージを送ったり、大会当日には小代区民、総出で、工夫をこらしたおもてなしを行っています。

 

 とってもハードな道のりですが、小代の人たちの応援や笑顔にはげまされ、選手はゴールを目指して走ります。つらい道のりも、楽しく走れるということで、毎年、大会に来る選手もいて、年々参加者が増えています。

 みんなで力を合わせ、短い期間で準備とPRを進めました。

 

 その小代の素晴らしさと熱意が伝わり、兵庫県で一番初めに『日本で最も美しい村』に認定されました。

 その後、小代の人は、もっともっと小代を愛し、大事にするようになりました。

 

 今では小代を訪れてみたいという人でたくさんになり、笑顔でいっぱいの『日本で最も美しい村 香美町小代』になりました。

 

(おしまい)

 

 この紙芝居は、香美町内の子育てグループや幼稚園・保育所などの団体に限り、依頼があれば、貸し出し、または上演いたしますので、ご相談ください。



-お問い合わせ-
教育委員会 教育総務課
電話0796-94-0101
FAX0796-98-1532
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