県指定重要文化財

下浜の流痕
しものはまのりゅうこん

 この下浜の流痕は香住砂岩泥層と呼ばれる層で、新第3紀中新世中期(約2000万年前)の地層です。これは日本列島が形成される時期であり、当時の環境をしめす貴重な資料です。


漣痕化石指定年月日

 指   定 昭和43年3月29日
 追加指定 平成27年2月19日

種別

 記念物 天然記念物

所在地

 香住区下浜

指定内容

流痕は水流によって溝状に削られた堆積物表面の構造が地層中に残されたもので、溝状流痕(guttercast)と呼ばれる。
流痕が見られる地層は、新生代新第三紀の北但層群に属し、日本海形成初期(約2,000万年前から1,700 万年前)の低地に堆積したものと考えられる。層理面に認められる線構造の形状解析調査の結果から、河川の流路に発達した流痕であることが判明した。
これまで、同地層は「漣痕化石」として指定されていたが、昭和49 年の指定当時にも「その成因についてはなお詳しく研究が必要である」と詳細調査による研究が必要である旨を併記して保護の措置をとった経緯がある。近年の新たな調査成果により成因が確定したので、名称を「下浜の流痕」と変更する。
また、指定範囲が50mという線での指定であったが、改めて対象範囲を明確にするため、537.66 ㎡を追加指定するものである。



-お問い合わせ-
教育委員会 生涯学習課
電話0796-94-0101
FAX0796-98-1532
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