国指定重要文化財 絹本著色釈迦十六善神像
問い合わせ番号:12640-3197-6512
更新日:
大乗仏教の教えを説くために描かれた絵で、大般若教を基にして描かれたものです。釈迦如来を中心に文殊菩薩[もんじゅぼさつ]、維摩居士[ゆいまこじ]などの仏法を守る十六善神を配し、下に玄奘三蔵[げんじょうさんぞう]、深沙大将[じんじゃだいしょう]が描かれています。詳細は不明ですが、信仰の対象であったと考えられています。
厳しい表情や衣服の細かな文様など、描写は写実的で極めて緻密に描かれています。伝承によれば宮中の絵所の絵師巨勢金岡[こせのかなおか]作と伝えられていますが、実際は鎌倉時代後期から南北朝時代の作とされています。
指定年月日
大正6年4月5日
種別
有形文化財 絵画
所有者・所在地
(宗)黒野神社 村岡区村岡
指定内容
・寸法
表具 縦 216センチメートル 横 84センチメートル
画面 縦 130.3センチメートル 横 58.5センチメートル
絹本著色釈迦十六善神像の地図
(宗)黒野神社
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会 生涯学習課
電話番号:0796-94-0101
FAX番号:0796-98-1532
電話番号:0796-94-0101
FAX番号:0796-98-1532