ツキノワグマによる人身事故防止について

有害鳥獣防除事業補助金について,有害鳥獣防除事業補助金について
 ツキノワグマによる人身事故を防ぐためには、クマを集落に寄せ付けない取り組みやクマに遭遇しないよう注意することが必要です。
 日常生活や山に入る時は、特に次の点注意して下さい。
 また、集落等にクマを引き寄せる原因がないか、点検してみて下さい。
◎ツキノワグマの生活
ハル  冬眠から明けたクマは2歳半ぐらいまでの子供と一緒に樹木の新芽などを食べ活動を始めます。
 ススノコ、ヤマブドウなども食べます。  
ナツ  6月から7月が繁殖期です。            
                 
アキ  秋になると食欲が旺盛になり、冬眠に備えて
 
 ドングリ、ブナの実、柿、ハチ、アリなどを食べます。        
フユ  12月から4月かけて冬眠をします  
 妊娠をしたメスグマは冬眠中に平均2頭の子供を生みます。      
◎ゴミを屋外におかないようにしましょう
 ゴミ(特に生ゴミの入ったもの)はクマを誘引します。屋外に置かないようにしましょう。
 また、田畑に残飯をまく、収穫しない野菜を放置するなどの行為もしないようにしましょう。
◎柿の実など果実は早めに収穫しましょう
 果樹もクマの好物です。
 自家消費する見込みのない柿や栗、グミなどは早めにもぎ取って処分しましょう。
◎食料は、クマに気づかれないところに収納しましょう
 屋外や納屋などにある食料にクマが気づけば食べにくる可能性があります。
 クマに気づかれないように、食料は厳重に保管して下さい。(クマは嗅覚、聴覚が極めて発達しています)
◎できるだけヤブや草むらを刈りましょう
 住居や通路周辺にクマが潜みやすいヤブや草むらがある場合は、できる限り刈り取って見通しを良くし、出会い頭の接触を防止しましょう。
 
ツキノワグマの絵,ツキノワグマの絵
クマなどが身をひそめて
柿などを狙いやすい。
刈り払いによって
クマが近寄りにくくなる。
◎森林や森林の近くに行くときは音のでるものを携帯しましょう
 山や森林付近の農地に出かけるとき、あるいは夜間に外出する時は、鈴やラジオなど音のでるものを身につけましょう。
 特に雨の日や川沿いの場所では、人間の臭いや物音がクマに伝わりにくいため、大きな音を出して人間の存在を知らせましょう。
◎人里でも夕方から朝までの外出は注意しましょう
 クマは夕方から早朝の間に人里に出没する可能性が高くなります。
 この時間帯は、柿の木などクマがいそうな所に近づかないで下さい。
◎もしもクマに出会ってしまったら
(子グマの場合)
  最近、里山でもクマの出産や子育てが行われていることが確認されています。大きなクマに近づかないのはもちろん、子グマだけがいるように見えても「かわいい」などと近づいたりしないでください。
 子グマの近くには必ず母親グマが隠れています。子グマだからと、不用意に近づくのは自殺行為です。
(遠くにクマがいる場合)
 クマとの距離が離れていて、まだ熊があなたに気付いていなければ、その場から静かに立ち去って下さい。
 クマは100mを7秒台で走る能力があり、木登りも泳ぎも達者です。このことを頭に入れて行動して下さい。
(突発的な出会いの場合)
 至近距離で突然クマと遭遇し、クマから威嚇や攻撃を受けた場合の危険な行為は、急に立ち上がる、大声で叫ぶ、大きな音を出す、物を投げつけることです。
 これらの行為はクマを刺激して、かえって攻撃を誘発させる可能性が高くなります。
 急に背中を見せ、走って逃げることは、自殺行為と同じで非常に危険です。(クマは反射的に追いかけて来ます。)
 クマに敵意を持っていないことを伝えるには、動かずにじっとし、クマの方が先に逃げ去るまで静かに待ちましょう。 
 また、荷物や服をクマとあなたの間に捨て、クマの関心がそれに移ったすきに、静かに逃げるというのもあります。 
 これらで助かった事例はたくさんありますが、状況にもよるので、保証はできません。
photo.
(クマに攻撃された場合)
 突発的な攻撃に対して手持ちの道具(ナタや枝など)で、反撃したことで、追い払いに成功した例も多く見られますが基本的には戦うことは避けクマから離れる努力をしましょう。
 傘を熊の目の前で急に開いたり、ポンチョやビニールシートを広げて助かった例もあります。
 死んだふりをしても助かりません。クマは好奇心が強いので、あなたを噛んだり、引っ掻いたりします。クマが攻撃をやめ、立ち去るまで耐え抜くしかありません。
◎クマの生息地を訪れる方々へ
 「クマと出会ったらどうすればよいのでしょう?」とよく聞かれる質問ですが、この質問に対する正答はありません。
 クマと出会う状況はさまざまですし、クマにもいろいろな性格があるからです。
 クマと出会った時のことを考えるよりも、出会わない方法を考えて下さい。
 クマは大変臆病な動物です。
 あたなたが山に入る時の約束事を守っていれば、クマに出会うようなことはないはずです。
◎クマと人との良好な関係を保つマナー
●山に入るときは鈴やラジオなど音のなるものを持っていきましょう。
●山菜採りなどでむやみに茂みや沢筋に入り込まないようにしましょう。
●足跡、糞などクマのいる気配を感じたら、すみやかに引き返しましょう。
●クマは匂いに敏感な動物です。キャンプは定められた場所で行い、食べ物を野外に放置しないようにしましょう。
●残飯を山に捨てることは絶対にやめましょう。
●子グマの近くには母グマがいます。子グマを見かけても、物を投げたり、写真を撮ったりせず、すみやかに安全なところに引き返しましょう。


-お問い合わせ-
農林水産課
電話0796-36-0846
FAX0796-36-3809
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